TVMLの基本知識

はじめに

TVMLは、T2Vの記述方法です。TVMLで記述すると、キャラクターのより細かい動きやカメラの配置設定などができ、より高度な動画を作成できます。

TVMLとは?

TVMLはTV program Making Languageの略で、テレビ番組的なアニメーションを記述するために作られた特別な言語です。TVMLで記述した台本をT2V Builderというソフトウェアで再生することで、CGアニメーションを生成します。

出力されるアニメーションでは、3DCGキャラクタが合成音声でしゃべって演技し、カメラワークして撮影され、スーパーインポーズが入り、画像やムービーが出てBGMが流れるなどが可能で、いわゆるテレビ番組風の動画コンテンツを作ることができます。

ここでは、TVML台本の書き方やコマンドの動作について、実際に記述して動かしながら、チュートリアル形式で解説します。TVML台本の再生には、Unityゲームエンジン上で開発したT2V Builderを使って行います。

基礎知識

TVML言語仕様3.1

現在のTVMLの言語仕様はVersion3.1です。

TVMLの言語仕様

この仕様に、すべてのコマンドとそのパラメータについて書かれているので、TVMLを書くときは、この仕様を必ず参照すること。TVMLはC言語のようなプログラム言語ではなく、台本言語なので単にやらせたいことを順に書き並べるだけです。仕様を見ながらその通り書いて行けば動きます。

TVMLの構造

TVMLの書式は以下の通りです。
TVMLの書式
イベントタイプ:
そのイベントがどの種類のイベントかを表しています。
characterであればキャラクター関連のコマンドという意味です。

コマンド名:
そのコマンドの動作を示しています。
character:moveであればキャラクターの移動を意味するコマンドというように解釈してください。

パラメータ部:
括弧内のarg1=data1はパラメータを記述する。
例えば、character:move(name=A, x=3.0)というコマンドを実行した場合、「キャラクター名Aをx座標3.0に移動する」
というコマンドとなります。

TVMLの座標系

TVMLではxyz座標値を使うことがありますが、T2V Builderでは左手系座標 を採用しています。
座標系
x=1.0の場合は中心点(0,0,0)からx座標の矢印方向に1の位置に移動する。これは原則どのコマンドでも共通です。
* Windows版T2V Playerは右手座標系です。TVMLは座標系の右手左手を規定しておらず、再生プレイヤーマターです。